みなさんこんにちわゲファレンオート安田です。
今回はＴ様ＶＷ・パサートヴァリアントの前後デフオイル交換他です
古油を抜き、前後共適合のデフギアオイルＳＡＥ７５Ｗー９０を適量交換致しました。
また、ハルデックスフルードの漏れを点検してほしいとのお話を頂いておりましたので
同時に点検確認を行った所、フィルターのキャップ部より漏れが確認出来ましたので
キャップのＯリングを交換し、キャップ自体にシーリング材を塗布
漏れていた分のハルデックスフルードを補充し作業完了です。
エンジンオイルと比べると交換頻度も少なく、些か陰の薄いイメージのあるデフオイル交換ですが
エンジンやミッション同様、高品質なオイルを定期的に交換する事でその性能は正しく発揮されます。
デファレンシャルギヤ(通称デフ)は４輪(３輪)の自動車であれば基本的に国内外・車種・排気量を問わず装着されている部品で
自動車がハンドルを切って曲がる際、カーブ内側と外側で生じるタイヤの回転差を相殺し
自然に曲がれる様装着されている部品であり、「車を曲げる為の部品」です。
この曲がる為のデフですが、興味深いのは曲がる時だけでは無く、真っ直ぐ走っている時もデフ内部では各ギアが動いているので
高品質なオイルへの交換や、内部洗浄を行う事で曲線直線あらゆる場面で性能（乗り心地）が向上致します
エンジン同様、デフも新車時と比べ距離・年数を経て内部が汚れて来ると徐々にその性能が落ち、
ドライバーもそれに気付かず“まぁこんなもんだろう？”と思ってしまいがちですが
高品質なデフオイルへの交換・徹底的な内部洗浄を行う事で、愛車の本当の性能に驚かれる方が非常に多いです。
実際、過去に当店でデフの内部洗浄を行ったお客様から『デフが喜んでます』とお褒めの言葉を頂いた事があり
これは察するに、洗浄したデフが本来の働きを取り戻した事と推測出来ます(新車から１０年以上経過した純正のデフです)
乗り心地が向上する事で運転が楽しくなりますし、車酔いの症状があった方が軽減されたと言う例もございます。
前輪駆動車なら前側、後輪駆動車なら後ろ側、四輪駆動車なら前後に装着されているデフ
正に縁の下の力持ちと言っても過言ではございません。
オイルのプロショップ“ゲファレンオート”の十八番
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