みなさんこんにちわゲファレンオートです。

今回はＯ様ポルシェ・カイエンの不具合探求です。
アイドリングが不安定でエンストしてしまう症状があると言うご相談を頂き
専用診断機にて確認した所、クランク角センサーに不具合が見つかりましたので新品に交換
また、左側にフューエルポンプの作動が不安定だった為
フューエルポンプを左右新品に交換致しました。

今回のフューエルポンプの様に左右に装着されている部品の片方に不具合が見つかった場合
そちらだけを交換すれば良いのではと言う考えにもなりますが
２つ付いている部品の片方に不具合が生じた場合
時間の差はあれど、もう片方の部品にも不具合が生じる事が自動車整備では珍しくありません。

作業工賃やお客様の精神的な安心面等から見て、２つ同時や複数作業を行った方が時間も工賃も短縮出来る場合は
その都度お客様へご提案致しております。

一例を申し上げると
・ディスクローターを交換するのであればブレーキパッドも併せて交換
（パッドが付いているブレーキキャリパーと言う部品を外さないとディスクローターが取れない為）
・ラジエーター交換の際は、ホースやウオーターポンプ等の交換
（上記の部品を交換の際、冷却水を抜く為）
等が挙げられます。

人間の身体と違い、自動車の部品に自然治癒力はありませんので
一度故障や劣化が始まると、最初は軽微な不調だった物がやがて重度の不具合になり
自走不能や修理金額が高額になる事も御座います。

こちらのブログ内では再三申し上げておりますが
愛車の様子がいつもとちょっと違うな？と思ったら出来るだけ早めに
購入された販売店や自動車整備工場等、ガソリンスタンド等自動車のプロが居るお店にご相談下さい。

車も人も早期発見・早期治療が長生きの秘訣です。

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ご覧いただきありがとうございました。