みなさんこんにちわゲファレンオートです。
お盆休みの4日間にわたってお話致しましたタイヤの話、本日が最終回です。
前回タイヤの話③では、タイヤの種類・適正等についてお話致しましたが
実際使用するに辺り、最も大切な空気圧・残量・劣化についてお話致します。
まず空気圧ですが、お車ごとに基準値となるタイヤ空気圧が存在しておりますので
月に一回は空気圧をチェックして頂くのが理想的です。
(何もせずともタイヤ内の空気は自然と少しずつ抜けて行く為)
続いて残量ですが、国内外メーカーを問わず一般車向けのタイヤには“スリップサイン”と言う物が存在し、タイヤがすり減ってタイヤの接地面にそのサインが現れるまでは使用可能と言う事になっております。
ですが、新品のタイヤとサインが出る寸前のタイヤでは性能に大きな差があり、当然新品タイヤの方が性能は上ですので、スリップサインはあくまで目安とお考え下さい。
最後に劣化ですが、走る事によりタイヤが摩耗して行くのは勿論ですが
乗っていなくてもタイヤは劣化し、断面にヒビが入ってしまう事が多々ございます。
一度ヒビが入ると加速度的にヒビが広がって行き、タイヤの性能は100%発揮出来なくなり
修復方法はございませんので、新たに買い替えとなります。
また、溝が残っていてもある程度時間が経過した(使用・未使用問わず)タイヤはタイヤ内の油分が抜けタイヤが硬化してしまいます、こうなるとタイヤ本来の性能を発揮出来ません。
一概に何年経ったら交換と言う明確な指標はございませんが(スタッドレスタイヤは製造から3年が一応の目安です)
タイヤにヒビが出てきたら硬化が始まって来ている物とお考え下さい。
自動車の部品の中でもタイヤは消耗品の最たる物であり、またナマモノと言っても過言ではございません。
運転をされる前には定期的に空気圧・溝の残量・ヒビ硬化等をご確認下さい
ゲファレンオートではオイル交換を始め、各種作業の際併せてタイヤの状態もチェックしており
問題があった際にはその都度お客様へお伝えしております。
ご覧いただきありがとうございました。
※ゲファレオートは8月13日~16日までお盆休みを頂いております。