みなさんこんにちわゲファレンオートです。

今回はＴ様ニッサン・エルグランドのエアコン不調修理です。
エアコンのコンプレッサーから異音がするとの事で入庫
ガスが足りていなかったので、エアコンシステムのクリーニングを行い
コンプレッサーオイルと添加剤を注入致しましたが、異音は消えず
コンプレッサーの交換が必要となりました。

自動車のエアコンはエンジンからの振動や熱等により
建物用のエアコンと比べると遥かに厳しい環境にあります。

上記の理由により、微細な亀裂が配管に発生したり、部品同士を繋ぐパッキンの劣化により
エアコンガスが漏れ出し、最初はエアコンの効きが悪くなったかな？位に感じますが
そのまま使用していると、最終的には潤滑成分を含んだエアコンガスが無くなり
コンプレッサーの潤滑が出来ず、結果コンプレッサーは焼き付き
全くエアコンが効かなくなると言った重大なダメージを負う事になります。
※故障個所が無くともエアコンガスは経年により徐々に減少して行きます

厳密に言えばエアコンが効かなくともエンジンや走行自体に悪影響はございませんが
エアコンには冷暖房の他に“除湿”の機能も備わっているので
これから梅雨、夏を迎えるにあたりそれらの機能を利用出来ないと言う事は
何かと不便を伴います。

早期発見であれば、ガスの補充で直る事もございますので
最近エアコンの効きがチョット悪いかなぁとお思いの方は
お早めに自動車整備工場等へご相談ください。

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