みなさんこんにちはゲファレンオート新人安田です。
今回はS藤様フォード・エスケープ故障探求です
お客様から、普通に走っているだけで水温計の針がHまで上がるとのお話を受け水回りを確認した所、サーモスタットに不具合がありましたので新品に交換致しました。
このサーモスタットとは、水温が一定温度になると中にある弁が開き、
ラジエーターに冷却水を送り水温を下げる為の部品です。
この弁が何らかの理由で開かなくなると、ラジエーターに冷却水が回らずエンジンを冷やす事が出来ず、最悪エンジンが壊れてしまう事もあります。
最近の車では水温計が目盛り式では無く
温度計のマークになっている物も多く
エンジン始動時には薄緑色に点灯し(水温が低い状態)
数分程走行し、水温が適温になるとこのマークは消えますが
今回の不具合の様に水温が規定温度より上がると薄緑色では無く、
赤色で点灯する事があります。
これは水温が異常に上がっている状態を表す色ですので、そのまま走行するとエンジン故障の原因となりますので
安全な場所へ車を停め、速やかに最寄りの整備工場や任意保険特約のレッカーサービス等へご連絡下さい。
ご覧いただきありがとうございました。